2008年10月26日

図で分かる”インターネット接続の仕組み(ソフトウェア編)”

internet-soft.jpg
自分のパソコンから、何故、世界中のコンピュータのホームページを見れたり、世界中の人とメールができるのでしょうか?

ホームページは「http://www.home.co.jp」というようなURLを指定しますが、このURLの中の「www.home.co.jp」は、ホームページが保存されているコンピュータを指しています。

(注)「http://」は全てのホームページに付けられる接頭語です。

また、メールを送信する場合の、メールアドレス「taro@mail.home.co.jp」の「mail.home.co.jp」も送信先の人のメールが保存されるコンピュータを指しています。


今回は、これらの仕組みを簡単に説明したいと思います。なお、文章だけでは分かりづらいので、仕組みを図でも表現してみましたので、参考にしてください。

(注)図は、フリーのOfficeソフト「OpenOffice.org」の機能の中の、図形描画(Draw)を利用して作成しています。詳しくは末尾の備考を参照下さい。


■クライアントとサーバ

まず、”クライアント”と”サーバ”という言葉を理解することが必要です。

クライアントとは依頼者、サーバとは提供者のことですが、コンピュータはその役目で、大きく、この二つに分けられます。

  クライアント→家庭や職場のパソコン
  サーバ   →ホームページ、メールなどのサービスを提供するコンピュータ

サーバには、ホームページを提供するWWWサーバ、メール機能を提供するメール・サーバ、ソフトウェアを提供するFTPサーバなどがあります。


■IPアドレスとドメインネーム

ホームページやメールを見るためには、それぞれのサービスを提供するサーバつまりコンピュータとデータのやり取りをすることが必要です。

なお、インターネットのコンピュータにはIPアドレスという番号が付けられており、このIPアドレスでコンピュータを識別し、データのやり取りをします。

IPアドレスは「123.124.125.191」(IPv4の表現方法)のように,3桁の数字を4個、「.」で区切り、表現されています。

なお、ホームページやメールのやり取りの時に、このIPアドレスを使っても良いのですが、数値のため分かりづらく面倒なので、考え出されたのが「ドメインネーム」という記号です。

  URL   http://www.home.co.jp *”www.home.co.jp”がドメインネーム
  メール  taro@mail.home.co.jp  *”mail.home.co.jp”がドメインネーム

この「ドメインネーム」はIPアドレスと一対一に対応しており、この「ドメインネーム」という記号を使うことで、ホームページを見たり、メールのやり取りをします。

「ドメインネーム」により、ホームページはURL”http://www.home.co.jp”で見れ、メールは”taro@mail.home.co.jp”でメールのやり取りができるようになりました。


■ドメインネーム

人間は、このドメインネームで、ホームページをみたり、メールのやり取りをしていますが、コンピュータ間では、このドメインネームをIPアドレスに変換して、データのやり取りをしています。

 URL       「 http://www.home.co.jp 」
 メールアドレス  「 taro@mail.home.co.jp 」

上記でいうと、”www.home.co.jp”、”mail.home.co.jp”がドメインネームでした。

(注)このドメインネームをIPアドレスに変換(その逆の変換も含む)するのが、DNS サーバーです。

もう少し詳しく言うと、上記の”home.co.jp”は「ドメイン(Domain)」と言われ、1台または複数のサーバーで管理されているネットワーク上のひとつのまとまり、一つの会社、団体等のコンピュータ群の名前です。

なお、その前の、”www”、”mail”はサブドメインと言われ、ドメインの中に含まれる一つ一つのコンピュータの名前になります。

  www.home.co.jp  → ”home.co.jp”というドメインの中にあるWWWサーバ(ホームページサーバ)
  mail.home.co.jp → ”home.co.jp”というドメインの中にあるメールサーバ


■DNSサーバ(ドメインネームシステム、Domain Name System)

インターネット利用時は、ホームページのURL、メールアドレスのように、「ドメインネーム」(記号表現)でアクセスします。

しかし、コンピュータ通しのやり取りには「IPアドレス」が必要なので、「ドメインネーム」を「IPアドレス」に変化させることが必要で、これを実行するのが”DNS サーバー”です。


《補足》OpenOffice.orgについて

今回の図は、フリーのOfficeソフト「OpenOffice.org」を使って作成しています。このソフトは、ワープロや表計算・プレゼンツールなどを統合したオフィスソフトで、無料で使えるフリーソフトです。

マイクロソフトのOfficeデータも読み書きでき、操作も良く似ており、それでいて、無料で使えるソフトです。

「OpenOffice.org」は、ワープロ (Writer)、 表計算 (Calc)、プレゼンテーション (Impress)、データベース (Base)、図形描画(Draw)の5つの機能があります。今回の図は、図形描画(Draw)を利用して作成しています。

詳しくは、下記を参照下さい。

  OpenOffice.org日本ユーザー会 - oooug.jp
  http://oooug.jp/
posted by 夢一灯 at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | [インターネット]仕組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月25日

検索エンジンでインターネットを使いこなす:検索エンジンの雄「Google」の使い方

インターネットを便利に使いこなすコツは、いかに検索エンジンを使いこなすかです。検索エンジンを使いこなすことで、有益な情報をすばやく見つけ出すことが可能になります。

インターネットを十数年前に始めた頃は、役立つホームページはブラウザのブックマック(お気に入り)に登録し活用しており、ブックマークには多くのホームページを登録していたものでした。

しかし、現在は、ブラウザのブックマークには、僅かのホームページだけを登録し、必要なホームページの殆どは検索エンジンで見つけるようになりました。


■ネット検索には中高年の脳機能を向上させる効果

最近、インターネット検索に関し、興味深い内容が発表されました。

  ネット検索には中高年の脳機能を向上させる効果〜米大学が研究
  http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/15/21177.html

読書の最中に、脳の中の言語、読書、記憶、視覚に関係する部位が働いていることが確認でき、ネット検索では、読書と同じ部位が活発に働いたのに加え、前頭部、側頭部、帯状束の部位もまた活発に働いていたそうです。

また、ネット検索の経験者・未経験者で結果に差が見られ、経験者は未経験者に比べて脳の活動が倍増していたとのことです。



■ 検索の基本は「検索語」の選び方と「絞り込み検索」


検索エンジンでの検索で大事なことは、いかに的確な「検索語」を選択するかです。良い「検索語」を選択すれば、自分が探していたホームページが素早く見つけられます。

検索の基本は、どのような検索エンジンでも、「絞り込み検索(AND検索)」です。

    [福岡市 ラーメン](検索語の間はスペース)

このように、検索語をスペースで区切り、検索すると、全ての検索語が含まれるホームページが検索され表示されます。

検索の結果、まだ自分が欲しい情報が見つけにくい場合、下記のように、検索語を追加すると、検索するホームページを更に絞り込むことができ、より早く必要なホームページを見つけることができます。

    [福岡市 ラーメン 人気店]

この「絞り込み検索」は、すべての検索語を含むホームページを探すことから、「AND検索」とも呼ばれます。


■検索語の選び方

(1) 検索対象を明確にする  まずは、自分が何を知りたいのか、人物、団体、事件などの名称をハッキリさせます。

(2) 検索語を決める   検索語が一般的だと検索結果が多くなり、逆に、特殊すぎたり長めだと検索結果が減ります。

(3) 検索語を変えていく  検索語の区切りを変えたり、検索語の表現を変えたりして、何度も検索します。

(4) [○○とは」で検索する  言葉が分からないときは、[○○とは](○○が不明の言葉)と検索語を入れると、その言葉を説明したホームページが容易に見つけられます。

なお、物事の説明があるホームページを探す場合、「○○とは」「○○について」「○○をする方法」などの検索語を使うと、ホームページが容易に見つけられます。

また、パソコンのトラブルやOfficeソフト操作についても、検索する際の検索語を上手く設定することで、トラブルの解決策を説明したホームページをすぐに見つけことができます。

検索を繰り返すことで、検索語の選び方、区切りの仕方などのコツが分かるようになります。



■ 世界で人気の検索エンジン「Google」


   Google
   http://www.google.co.jp/

世界の検索エンジンのシェアは米comScoreの2008年1月の発表によると、1位はGoogleの62.4%で、2位・Yahoo!の12.8%を圧倒しています。

 http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2018

なお、日本の検索エンジンのシェアは、Nielsen Online 2008年4月によると、1位がYahoo! JAPANが56.2%、2位がGoogleで31.3%です。Yahoo! JAPANの利用者が多いですが、Googleも伸びてきています。

 http://www.sem-r.com/08h1/20080629234527.html


Googleの検索方法は、「多くのサイトからリンクを張られているページほど重要な情報」というシンプルな考えに、「検索語がページに含まれる割合」を組み合わせ、その数値が上位のものを検索結果の上に表示しています。

このような、独自の検索方法を用いたことで、Googleは検索の精度を高め、欧米で圧倒的なシェアを勝ち得ています。

なお、ブラウザを立ち上げた時に最初に表示されるホームページを”ポータルサイト”といいますが、これに検索エンジンを指定していると便利ですね。



■ 検索エンジン「Google」の基本的な使い方


(1) すべての検索語を含む検索(絞り込み検索、AND検索)

・・・例) [和食 そば] (単語と単語の間にスペース)
この場合だと、和食とそばの両方が含まれるページを検索

(2) いずれかの検索語を含む検索(OR検索)

・・・例) [和食 OR 洋食]( OR は半角大文字で)
この場合だと、和食か又は洋食が含まれるページを検索

(3) フレーズ検索

・・・例)["ジョージ ワシントン"]

すべてのキーワードに指定した順序で一致する結果を得るには、フレーズ検索を使います。検索語を二重引用符で囲む方法です。

(4) マイナス検索:除外キーワードを指定し検索

・・・例) [和食 -そば](半角マイナス記号の前にスペースが必要)

避けたい方の単語の前にマイナス記号 (-) を付けると、その単語は検索結果から除外されます。この場合だと、和食の中からそばを除いたページが検索されます。

(5) 資料のファイル形式を指定

・・・例:[環境問題 filetype:ppt]、 [日本の人口 filetype:pdf]

パワーポイント、エクセル、PDFのデータにまとめられた資料が欲しい時は、探したい資料のファイル形式を検索条件に指定します。演算子は「filetype:」です。


(6) キャッシュ リンク

検索したホームページが既に削除されたりして見えないことがありますが、この機能を使えば、以前に保存されていたホームページをみることができます。検索結果の一覧画面で、各検索結果にある「キャッシュ」をクリックすると、Googleが保存したページをみることができます。



■ Google の特殊な検索機能


 Google ヘルプ: 検索機能
 http://www.google.co.jp/intl/ja/help/features.html

Googleには特殊な検索機能がたくさんあります。上記のホームページから簡単に紹介します。


(1) I'm Feeling Lucky

[I'm Feeling Lucky] ボタンをクリックすると、検索結果の一覧ページを表示せずに、検索キーワードに最も関連性が高いと判断されたウェブページが開きます。


(2) 映画検索

上映中の映画をエリアから探したり、そのレビューを見るには、Google 検索ボックスに、「映画」、「上映」、または上映中の映画の題名を入力します。 例)[映画 渋谷]

(3) 辞書検索

Google の検索ボックスから英和、和英辞書を引くことができます。検索ボックスに「英和」または「和英」と調べたい単語を入力します。 例) [英和 Google]、 [和英 グーグル]

(4) 天気検索

各地の天気予報や現在の天候を調べるには、「天気」というキーワードに続けて駅名や都市名などを検索ボックスに入力します。 例) [天気 原宿]

(5) 電卓機能

Google の検索ボックスに計算する値を入力し Enter キーを押すか、[Google 検索] ボタンをクリックするだけで、単位、変換、物理定数などの複雑な数式を電卓で求めることができます。 例) 「5+2*2」、「2^20」

(6) 乗換案内

Google の検索ボックスから電車の路線検索ができます。検索ボックスに「乗り換え」と「乗車駅名」と「下車駅名」を入力します。または「乗車駅名」と「から」と「下車駅名」でも検索できます。 例) [乗り換え 東京 大阪] [東京から大阪]



■ Google の検索オプション



検索オプションを活用すると、検索結果をより的確に絞り込むことができます。Google ホームから [検索オプション] をクリックすると、このページにアクセスできます。

検索オプションを使うと、次の条件に該当するページに限定して検索できます。

・すべてのキーワードを含むページ
・語順を含め完全に一致するフレーズを含むページ
・入力したキーワードのいずれかを含むページ
・入力したキーワードを含まないページ
・特定の言語で記述されたページ
・特定のファイル形式のページ
・特定の期間に更新されたページ
・特定のサイトまたはドメイン内にあるページ
posted by 夢一灯 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | [インターネット]情報活用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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